2017.1.19|MEDIA

2017.1.19掲載 鉄鋼新聞 ー 着用型の「身体冷却システム」を発売。

製鉄所の炉前作業などを想定。

産業用メーカーの鎌倉製作所は(本社・東京都港区、代表取締役・掘江威史氏)は40度を超す酷暑の現場の暑さ対策として着用型の身体冷却システムを発売した。作業着 の下に着る特殊なウェアの内部に冷水を循環させる仕組みで、着用者の身体を連続的に冷やす。製鉄所の炉前作業や溶断現場などで利用を想定しており、熱中症対策や省エネにつながる利点などをアピールし採用を働きかける。新商品は「COOLEX(クーレックス) ー1」。今月から販売を開始した。ウェアと小型チラー(冷却水循環装置)などで構成しており、ウェアの内部にチラーからホースで約10度の冷水を連続循環させる。

最大50度の酷暑環境で使用できる。ホースで接続されているため、作業範囲は限定されるが、小型チラーの稼働電源さえあれば連続的に冷却できる。作業範囲は半径4メートル。要望に応じ8メートルまで延長に対応する。工場などの空間全体を冷やさないため、省エネ効果も高い。
1人用のスポットクーラーと比較して消費電力は8割減らせるという。同社は産業用の送風機や涼風機を手掛けているが、これまで輻射熱を伴う酷暑現場や風の利用が難しい溶接などの現場、高湿度の現場向けの対応は難しかった。新商品は作業者の身体を直接冷やすため、こうした作業現場のニーズにも対応できる。