COOLEX(クーレックス)はチラーで作った冷水をウェア内のチューブに循環させることで、作業する方の身体を効率的かつ効果的に冷却するシステムです。
※直腸温、食道温、心拍数においてもCOOLEX着用時の優位性が証明されました
防塵・防水仕様で適応する温度も最も高いハイスペックモデル
冷却性能・仕様・コスト面で最も支持されるスタンダートモデル
一般工場を想定した汎用仕様で能力とコストをおさえたエントリーモデル
防爆区域外にチラー設置を想定した専用モデル
様々な特長・性能のチラーをラインアップ。オプションを含めた豊富なバリエーションで現場の環境にあわせた製品を提供しております。
スラブ搬送を行う天井クレーン作業はスラブからの輻射熱の影響で大変過酷な環境となっています。熱片スラブから上がってくる熱気の影響でクレーン操作室の温度は外気温を超える時もあります。24時間3交代で行っており、一人の作業者が長い時は8時間(途中休憩あり)の作業となっています。これまではエアコンが設置されていましたが、周囲温度が高いため、効果が薄い、あまり冷えないとの意見が多くあり、業務を委託している取引先(鴻池運輸様)から毎年のように暑熱対策の要望があがっていました。
天井クレーン操作室であまりスペースがないため、通常10mのホース長を2mに変更しました。またウェアは13着購入し作業者に支給しています。
大柄な作業者がいたため、特注サイズのウェアも採用。冷却効果の評価に関しては個人差がありますが、今回導入したクレーンから暑いという意見がなくなりました。ウェアの冷却部分(上半身)がシッカリ冷えているので、腕・足など全身も欲しいとの要望も出てきています。またホース脱着口の改良やウェア着脱性の向上にも期待したいです。熱中症を発生させない環境づくりは今後も必要となるので、COOLEXが適合する作業があれば検討していきたいと思います。
粉調味料と焼き豚を計量し炒め機に投入する冷凍チャーハンを製造する工程は、炒め機の前で作業を行うため、作業者は常に熱をうける環境となっています。これまでスポットエアコンや扇風機で対策をしていますが、異物混入がないように衛生服を着用していることから、実際の温度以上に体感的には暑い状況でした。
衛生服の上から着用していますが、凄く冷えて寒いという女性作業員もいました。冷却効果には非常に満足しており、暑さ対策には効果がありました。ウェアも洗濯でき、2台を複数人で使用できるところも評価している点です。以前の動線は360度回転していましたが、ホースの捻じれ対策のために半回転の動線にかえるなど運用方法で工夫をしています。ウェアの更なる軽量化、樹脂ボタンの改善、捻じれた部品の簡易交換など改善要望もあがっており、商品の更なる改良にも期待したい。
石英硝子は耐熱性が高く結晶配列が均一で透過度が極めて高い硝子です。火加工の工程は特殊な高温火炎バーナーを使用し溶接による組み立てから封じ・継なぎ加工、肉盛りによる修理、焼き仕上げなど技術と経験が必要な作業です。1200℃の炉から出てきた硝子にバーナーを使う作業のため、手元からの輻射熱を常に身体にあびている状態です。また夏場の室内温度も50℃近くまで上昇し、製品によっては耐火服を着用することもあり大変過酷な作業現場です。加工機前でほとんど動かず座って行う作業ですが、長い時には2時間連続して行います。
機能的に大変すばらしいです。トライアルで体感した時は「こんなシステムがあったのか」と驚きました。作業者からは「身体が楽になった」「作業後のダルさがなくなった」「一度COOLEXを着たら、着ないで仕事はできない」「これまで作業を行う前は心臓がドキドキしたがそれがなくなった」などの声があがっています。
また各自の判断で休憩時間を設けていますが、その間隔がのびて生産性も向上しました。非常に暑い現場で4月~10月までの使用を予定しており来年以降も熱中症を出さないよう有効的に活用していきます。