2019.7.28|MEDIA

2019.6.25掲載 日刊産業新聞ー身体冷却システム 防塵・防水仕様を開発

身体冷却システム 防塵・防水仕様を開発
チラー性能大幅に向上 可搬式と本格拡充

産業用換気装置の総合メーカー鎌倉製作所(本社=東京都港区、堀江威史社長)は身体冷却システム「COOLEXシリーズ」の新機種として、防塵・防水仕様の「COOLEX-Pro(クーレックスプロ)」を発表する。チラー(冷却水循環装置)の性能を大幅に向上させ、粉塵やヒュームが発生し、エアコン使用が難しい55℃以上の超酷暑環境でも使用できる。可搬式の「COOLEX-Mobile」とともに拡販を本格化させる。

20190625 日刊産業新聞

「クーレックスシリーズの販売先は、鉄鋼業が約6割をしめる。防塵対策の仕様が欲しいとの要望が顧客から多くあったので、ニーズに応えるべく開発した」(COOLEX事業部)。防塵・防水はIP55等級を取得。「雨が降る環境でも十分耐えられ、チラーの水洗いも可能とする」(同)。

チラーの重さは、基本タイプ「COOLEXー1(ワン)」に比べ、冷却能力を大幅に向上させたため約2倍の重量になったが、超酷暑55℃の環境下でも10℃の冷却水の循環を実現。最大接続ホース長さは8㍍から、10㍍に引き上げた。「製鉄所内の現場ではチラーを地面に置き、その周辺で作業をすることが多いため、作業範囲を広げたいとの要望も多かった」(同)。

クーレックスシリーズは、これまで色々な対策行ってきたが効果が出ていない現場でも冷却効果が評価されている。またチラーとしては小型のため、製鉄所内で熱源となるスラグを運んでいるディーゼル電車や天井クレーン運転席でも採用された。その他、重機でも検討したいとの要望がある。今回は、さらなるニーズ応えるべく、超酷暑現場対策として、より踏み込んだ開発を行った。

「ラインアップを充実させたことにより、問い合わせは確実に増えた。製鉄所を含め全国でデモを行っている」(同)。ウェアは、袖なし脇冷却タイプと難燃素材、頭部冷却セットを用意。

7月24日から東京ビッグサイトで開催の猛暑対策展では「COOLEXシリーズ」を前面に打ち出し、出展する。可動性を重視しリュック型チラーを採用した「COOLEXーMobile」と併せて、新機種2種類を積極的にPRする。