導入事例

塗装作業は乾燥炉近くで行うため、夏場の作業場温度が40℃になることもあります。その中で防護服・送気マスクを着用し約2時間の連続作業を行うので、非常に過酷な現場となっていました。これまで定期的に休憩をとっていましたが、現場からは熱中症対策の要望が毎年あがっておりました。

出入りの商社より塗装ブースの熱中症対策としてCOOLEXを紹介されました。本格的に暑くなる前に問い合わせ、実際の現場でデモを行い冷却効果を確認しました。作業者からも高評価だったので、2か所の塗装ブースで検討。1か所は二人で作業を行うのでホースの長さを考慮しCOOLEX-P1201を導入しました。

デモで体感したとおり作業中でも冷却効果が実感でき、水を飲む回数・量も減っています。入社3か月の社員は塗装ブースの方が涼しいとの意見もありました。ウェアの密着性も重要なので、作業者によってはSサイズだとより効果を感じるかもしれません。粉体塗装で塗料を再利用するので、ブース内は水がNGです。夏場でもチラーでシッカリ冷えるので接続部が結露しやすくなりますが現場で対策をして使用しています。夏場の気温上昇など環境が変化していることを実感しており、今後も熱中症対策は取り組んでいきます。工場内には溶接やフォークリフト作業もあるため、COOLEXに適合する現場があれば検討したいと思います。