塗装ブースの熱中症・暑さ対策の課題と対策

2024.12.01 コラム

はじめに

塗装ブースは塗装をするために仕切られた区域で有機溶剤を使用するため、ブース内は防爆区域となるケースもあります。
乾燥工程と隣接していることも多いため熱の影響を受け、風通しも悪いためブース内温度は上昇します。
また防護服と防塵マスクを着用しており作業場温度だけでなく身体からの熱がこもりやすい環境で、一般的な熱中症・暑さ対策では効果が出にくく職場独自の課題もあります。
塗装ブースでの熱中症・暑さ対策の課題と対策製品を紹介します。

塗装ブースでの熱中症・暑さ対策の課題

塗装ブースは乾燥炉近くでの作業も多くブース内温度が上昇しやすい環境です。作業の特性から風を嫌い、ブース内が防爆区域となるケースもあります。ブース全体に緩やかな風を流し空調する方法もありますが、一般的な塗装ブースでは対策ができていない現場が多いのが現状です。既存ブースに設置できる防爆対応の機器も少なく、熱中症・暑さ対策が難しいとの声があります。
課題としてあげられる内容をまとめました。

01 乾燥炉近くで常に高温環境にさらさている
02 防護服・防塵マスクをしており身体からの熱がこもり蒸し暑い
03 塗装不良につながるため風を使う設備で対策できない
04 防爆区域のため機器を塗装ブース内に設置できない

塗装ブースの熱中症対策には…COOLEX

チラー(冷水器)で冷やした水をチューブを張り巡らせた専用ウェアに循環させ身体を冷やす冷却ウェアです。水温設定ができ一定の水温を維持するので冷却効果が持続します。水冷方式で風を嫌う粉体を扱う作業にも適した仕様となっています。チラーは高温環境でも十分に冷やせる能力があり防塵タイプもラインアップ。今まで対策を諦めていた酷暑現場でも、確かな冷却効果を実感することができます。

【塗装ブースで選ばれるポイント】
01 乾燥炉近くの酷暑環境でもシッカリ冷える冷却能力
02 インナー着用で防護服の内側から効果的に冷却
03 塗装作業に最適な風が発生しない水冷方式
04 ホース配管できるため機器を防爆区域外に設置可能

※2023年 当社調べ
工場の熱中症対策 紹介サイト:【工場の管理者向け】自社にあった熱中症対策がわかる疑問解決サイト~Ne-Ketsu~ (ne-ketsu-book.com)
>>>毎月熱中症・暑さ対策に関するコラムを発信していきます。次の更新は1月1日予定です。次回もお楽しみに!
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