簡単に設置できる熱中症・暑さ対策 スポット冷却装置の特長を紹介

2024.04.01 コラム

はじめに

簡単にできる熱中症・暑さ対策といえば、スポット冷却装置があります。工事がいらず、キャスター付で移動も簡単、レンタルすることもできるタイプもあり、作業エリアや工程にあわせて最適な機器を選択できます。
スポット冷却装置の種類とその特長を紹介します。

スポットクーラー

キャスター付きでどこへも移動させられる少人数用のクーラーです。作業者の近くに設置できるので無駄なく効率的に冷却できます。本体には吹き出し口の他に排気口があり冷たい空気以上に熱い空気が排出されます。また空気を冷却する際にドレンが発生します。

【メリット】
・作業者だけを効率的に冷やせる
・工事が必要なく電源があればすぐに冷える
【デメリット(適していない現場)】
・40℃以上の環境では十分に冷えない
・吹き出し口が小さく部分的にしか冷えない
・排熱がでて室内が暑くなる
・定期的にドレンの排水作業が必要(一般仕様)

冷風扇

水フィルターを内蔵した水の気化熱を利用した扇風機。スポットエアコンよりも風量が多くランニングコストがかかりません。その一方でエアコンよりも冷えず、吸い込み空気の条件によって吹き出し温度が決まるため温度設定もできません。また室内を加湿するので換気を行う必要があります。

【メリット】
・スポットクーラーと比較して風量が多くランニングコストが安い
・工事が必要なく作業エリア・作業者を効率的に冷やせる
【デメリット(適していない現場)】
・水の補給が必要
・湿度が高い環境では冷えない
・室内を加湿するので換気と併用が必要
・水フィルタや水槽の定期清掃が必要

ミストファン

ミスト(微細な霧)を送風機で飛ばし気化熱の原理で周辺空気の温度を低下させる装置です。工場などの広い空間や工事現場、屋外のイベント会場など様々な現場で熱中症・暑さ対策として使用されています。周囲空気条件によっては濡れてしまうこともあり、室内で使用する場合は湿度があがるので換気を行う必要があります。

【メリット】
・スポットクーラーと比較して風量が多く広範囲をカバーできる
・扇風機から大型送風機タイプまで作業場に適したものを選択できる
【デメリット(適していない現場)】
・給水ホース又は水タンクへの補給が必要
・湿度が高い環境では濡れる
・室内を加湿するので換気と併用が必要
・ミストノズルの定期清掃が必要

チラー式冷却システム

チラー(冷水器)で冷やした水をチューブを張り巡らせた専用ウェアに循環させ身体を冷やす冷却装置です。小型チラーは持ち運び可能で100V電源があれば一定の水温で冷却効果が持続します。チラーは高温環境でも十分に冷やせる能力があり、今まで対策を諦めていた酷暑現場でも、確かな冷却効果を実感することができます。

【メリット】
・高温環境でも作業者をシッカリと冷却できる
・一人用スポットクーラーを比べランニングコストが約1/5
【デメリット(適していない現場)】
・ホースがつながっているため作業範囲が限られる

※2023年 当社調べ
工場の熱中症対策 紹介サイト:【工場の管理者向け】自社にあった熱中症対策がわかる疑問解決サイト~Ne-Ketsu~ (ne-ketsu-book.com)
>>>毎月熱中症・暑さ対策に関するコラムを発信していきます。次の更新は5月1日予定です。次回もお楽しみに!
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