導入事例

COOLEX-V152R（ノンフロンタイプ）

種々ある事業活動の一つとして大小サイズの解体重機を使用し、鉄源材料の解体業務を行っております。作業場所が屋外で直射日光にさらされる為、重機に備え付けられている空調だけでは作業者が満足する程十分に冷やす事ができない状況となっていました。熱中症対策はこれまでも積極的に取り組んでおり、小型ファン、空調服、冷感ウェアなどを導入していますが、十全とはいえない状況の為、新たな対策は毎年検討していました。

天井クレーンで COOLEX を導入していた事もあり、フォークリフト用クーラーがある事を知り問い合わせました。フォークリフトも有しており、重機と併用も可能ではと考えデモを依頼しました。実際にデモを行った結果、冷却効果が確認され、実作業者の意見も聞いたうえで有用と判断し導入することにしました。フォークリフト若しくは重機に本体を設置、作業者はウェアを着用し、重機のシートと作業者とを同時に冷やせるような仕様で運用する事としました。本体は 3 か月ごとの簡易点検が必要ないノンフロンタイプを導入しております。
事前にデモさせて頂いたので、導入前に効果の確認が出来た点は大変有難かったです。

本体はフォークリフトでは無く、連続稼働頻度の多い重機に設置する事としましたがデモで体感したとおり作業者も冷却効果を感じています。ウェアはお腹が弱い人には冷えすぎるとの意見もあり、空調服や冷感ウェアと併用し作業者の判断で使い分けています。本体 1 台あたり専用バッテリー2 台で運用していますが、バッテリー稼働時間が伸びると充電の手間が少なくなり、より使い勝手がよくなるとの意見がありましたので改善を進めて頂ければ幸いです。
熱中症を含めた安全対策は最優先で取り組む必要があります。完璧な対策はなく、これからも作業者が安全で働きやすい環境づくりのために、新しい対策を積極的に取り入れていきます。