導入事例

工場内作業場の環境が夏季には気温35℃、湿度55％、WBGT値31の状態となる中で、溶接作業を8時間行っているので、作業者の作業環境改善の取り組みとして熱中症対策を工場長方針に基づき実施を進めてきました。

これまでの熱中症対策はミストファン導入や屋根の遮熱塗装等で工場全体の気温を下げる改善を実施してきましたが、作業者自身の体感温度を下げるために2018年に空調服を導入、2019年にCOOLEXのデモ機にて試行着用した結果、空調服より冷却効果があり2020年7月に5台導入を実施しました。

導入にあたり、複数の作業者に着用していただき作業者の行動範囲の制限と、作業者の体質との相性を考慮し、導入場所を選定致しました。　今回導入したCOOLEX-1はケーブル長さ4Mの仕様のため設置場所に制限がありましたが、100V電源がある作業場所で使用できるため容易に使用場所を変更できる利点はありました。
サーモグラフィーカメラでの冷却効果評価と作業者へのヒアリングにて効果の検証を行いました。