製鋼工場は建屋内に熱源が散在しており、天井クレーン操作室の業務は上がってくる熱気の影響を受ける作業です。連続作業(運転)時間は2時間ですが、そのうち15分程度は非常に暑い工程の上部で行う作業があります。操作室にはエアコンも設置されていますが、温度があがると毎年トリップしている状態でした。エアコンでの対策を基本としながら作業工程にあわせた更なる対策を検討していました。
熱中症対策を探していた時にCOOLEXサイトを見つけ、問い合わせ。現場でデモを行い冷却効果と機器の構造を確認しました。その後2週間トライアルを活用し、クレーン操作室で実際の作業を行いながら冷却効果や操作性、運転音などを評価しました。作業員の評価が上々で、熱源上部を通過する場面でも効果を確認でき導入することになりました。
エアコンと併用しながら使用していますが、冷たい服を着用しているのでシッカリと冷却効果を感じています。現場からの評価もよく職場環境の改善事例として社内報でも掲載されました。操作室のある天井クレーンは他にもあるので、現場の要望を聞きながら必要に応じて検討していきたいと考えています。